UstreamでLiveの中継をしてみた(2回目)

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【2021/4/2 追記】
以下の情報は2012年ごろの配信Liveという形が出来上がったころの情報であり、配信技術については古い情報が多いですが、段取りについては参考になる点もあるかと思います。こんな時代もあったのか、と生暖かい目で読んであげてください。

前回の記事でも触れていますが、先日行われたウルフル2の6周年記念ライブは
8月に行われた「はっちでRockLive」に引き続き、Ustreamにて生配信をやってみました。

前回は、はっちのWi-Fiを上手く拾えなかったり音声をMixできなかったりと思うような配信が出来ませんでした。
今回はリベンジを掛け、場所をA7に移してのチャレンジです。

音声の配線

基本的な配線や配信の流れは前回と同じです。これも前回の記事を参照してください。
今回違うのはオーディオインターフェイスに入る音声をほぼ自前で準備したという点です。
内訳は、ざっと以下の通り。

ここで7.8チャンネルに使用した"Group"ってのを解説。

"Group"を利用してみる

今回は直接オーディオインターフェイスに音を送る方式を取ったとはいえ、
流石にボーカルやコーラスのマイク等を配信用と会場用の2本を準備するって訳にはいきませんね。
そこで、店のミキサーに入ってマスターがMixした信号を受け取るのがベターと考えます。
しかし、ミキサーから"REC OUT""2TR OUT"を貰うと、ドラムの音も混ざった音が1トラックに入ってしまいます。
まぁ、配信だけ考えれば最終的にステレオで1系統アウトするだけなので問題ないんですが、
今回はLogicを利用して8トラックを同時に録音、後でMixして"FinalCut"で絵と合わせる、という事をしたかったので
ドラムと声は別トラックにする必要がありました。

PowerStationA7のメインミキサーは、ヤマハのMG24/14FXを使用しています。
モニターに信号を送る"Aux"というチャンネルを利用する方法もありますが、
こちらは会場の返しモニター用に使用している為、空きがなかった上、マスターはただでさえ
会場の音作りに忙しいので
、そっちのミキシングまでお願いしたら
「こっちはそれどこじゃないんだよ!!」
って言いたくもなるでしょう。

そこで利用するのが"Group"ってチャンネルです。
要するに"Bus"ってヤツです。YAMAHAだけは何故かBusのことをGroupと呼ばせて譲りません。

Busってのは、語源もそのままでバスと考えると分かりやすいです。路線バスとかのバスです。
各トラックを人と考えて、乗せたいトラックを1つのバスにまぜこぜに乗せて別の所へ送る。
送り先はエフェクターなのかモニターなのか、はたまた録音のデッキか。そこはオペレーター次第。
今回はその先がオーディオインターフェイスだった、ということです。

MG24には4つのBus(Group)があります。Busに乗せるには、各フェーダーの横にある
"1-2"乃至は"3-4"のボタンを押します。Busにもフェーダーがあるのでそこで音量調整が出来ます。
今回はマスターの手を煩わせないという観点から、Busのフェーダーは0db固定にして貰います。
固定にしておいても、マスターがメインでいじる外音用のメインフェーダーで良い感じにMixされた音声が
ラインレベルで入ってくるので、マスターはMixに集中でき、私は入力レベルさえ気にしていれば
店のマイクのバランスは考えなくても良いので一石二鳥です。

しかし、上の文章で気付かれた方もいると思いますが、ボタンがステレオ仕様なのか2つしかないのです。
これでは4つフェーダーと出口があっても、分岐的には2系統しかない事になってしまいます。
飽くまでステレオで使わせたいYAMAHAの思惑なのか、カタログスペック上4系統と謳いたかったのか分かりませんが
事実、この卓ではBusはステレオ2分岐と見ていいでしょう。

で、A7の卓を見てみたところ、Group1の出力端子が電気スタンドの柱で塞がれてしまっていて差し込めなかったので
隣のGroup2より声のマイクを立ち上げました。で、ドラムに立っていたマイク群はGroup4より立ち上げました。
隣のGroup3からでも問題ないと思いますが、個人的精神衛生上の問題で4から取りました。

またもや問題発生

これは2日前にA7に於いて最終練習をした際に気付いたのですが、カメリハを会場でしてみたところ
ビデオキャプチャ「美男子の捕獲術」が起動しませんでした。
翌日自宅にて検証を行ったところ、恐らくドライバを兼ねていたらしい「VideoGlide」というソフトが原因と思われます。
英語で出たメッセージは完全には読めませんでしたが、おそらく

「なんかこの機械認識できねーんだけど、よくわかんねーからメーカーに問い合わせてよ」

みたいな内容です。この手のモノはメーカーに問い合わせてもイイ答えは返ってきません。
元々Windows用のモノを無理矢理Macで動かしてるんだから無理もあるかと思います。
実際、Bootcampで立ち上げたWinXPでは何ら問題なく動作しました。

結局Macで立ち上げるための解決策を見いだせなかった上、ライブは翌日、更にツイッターなどで
「ユーストやります」って公言してしまった手前、「やっぱ中止します」ってのもかっこ悪い。

ということで、急遽Windowsベースで配信&録音をすることにしました。

Windowsで配信&8Tr同時録音

映像と配信に関しては、ブラウザベースの"USTREAM broadcaster"を利用しました。
今回は時間的にCamtwistを利用した画面切り替えなどをやっている余裕が無いため、配信は1カメ固定としたので
BroadCasterでも充分と言うことです。USBビデオキャプチャも問題なく認識しました。

問題は回線と音声です。
回線は、今回大松ビルオーナー松井さんのご協力の下、大松ビルのWi-Fi環境を利用させていただきました。
しかし、前回のはっちの時ほどではないにせよ、若干の通信障害が発生しました。
結局、幕間に一人ステージに残り環境設定に追われ、休憩もままならない状態でした。
やはり、自前の回線は持ち歩くべきだと痛感した次第です。

そして音声の録音。
Motu Pre8とCueMixをインストールし、同梱のMTRソフト「AudioDeck」を利用するつもりでしたが、
このソフト、Mac専用ということで使用できませんでした。
となると、すっかりLogic派の私にはWindowsで使えるDAWソフトを持っていないわけです。

そこで、なんとか探し当てたのがこちら。

KRISTAL Audio Engine

無料のDAWソフトで、Asio、VSTにも対応しているスグレモノ。使い勝手はCubaseに似てるかも知れません。
こいつで録音開始!

・・・と思ったら。
何故か、Pre8の各入力チャンネルがステレオでしか認識されずAnalog1-2 , 3-4みたいに)
4トラックしか同時に入力できませんでした。

仕方ないので、とりあえずステレオにして4Trを同時に録音、後に1トラックを左右でスプリットし
片チャンネルをモノラルで保存することで最終的に8トラックにしてWAVで書き出す、という荒技に出ることにしました。

書き出してしまえば、後はMacに持って行ってLogicで編集できます。

かくして配信された映像は,,,うーむ、、、回線の途切れによる音飛びや、ミキシングの甘さが目立ちますね。

ってかキーボードでかすぎ下手すぎ。。。

以前問題にしていたハンディカムの問題で、顔に認識用の四角が出てしまう現象
メニュー内にある「顔認証」「スマイルシャッター」をOFFにすることで解決しました。

これはその名の通り、画面内で 人の笑顔を検出したら静止画を勝手に撮ってくれる機能で、
デジカメも持っている人からすればあまりいらない機能だったりします。
少なくとも配信の時は切っておいた方が良いです。

次回への改善点

回線の確保

やはり他力本願でやるのはイクナイ。
ってことで、次回からは回線も自前で準備することにしました。そこで手配したのがこちら。

Try! Wimax レンタル

http://www.uqwimax.jp/service/trywimax/

モバイルインターネットプロバイダの雄、wimaxが行っているサービスで、
15日間無料でwimax繋ぎ放題ってやつです。
今回はURoad-8000を借りて、下り40Mbpsのwimax-Speedを体感してみます。

元々、1Dayの契約を結ぼうと考えていたので、本契約前に速さと主要使用箇所での電波の立ち具合を調べてみます。
12月8日のRoofTops Liveにて実際配信に耐えうる回線なのかが分かると思います。

macでの動画取り込み

前述の通り、Macで「美男子の捕獲術」が使用できなくなってしまったので、
次回に向け、新しくキャプチャを準備することにしました。

しかし、Mac用のキャプチャって高いんです。ちゃんとMacに準拠した物は1万円位はします。
その点、捕獲術はリーズナブルだったんですが、もう販売されていません。

そこで、やはり貧乏性の私は今回コレを使用することにしました。

EasyCAP「FS-VC200」
http://item.rakuten.co.jp/kitstyle/fs-vc200/

実はこいつも正式にはMac対応のものではないです。
しかし、EasyCapViewer というソフトをインストールするとドライバも含めて使えます。

ここで注意点!
配信でカメラを認識させるためにはこれだけではダメで、上記URLの

2番目にあるQuickTime Component(ECVComponent.component)もDLして、
ライブラリ/Quicktime/の中にDrag & DropしないとEasyCapViewer以外のソフトで使えません。
けど、QuickTimeのコンポーネントとして認識できたなら、あとはいろんな使い方が出来そうです。

ミキシングと時間のゆとりとエトセトラ

ライブ当日、すっかり持って行くのを忘れたモノにクローズドのヘッドホンがありました。
結局、Pre8のレベルモニターだけを頼りにミキシングしましたが、やっぱりバランスはめちゃくちゃです。
やはり耳で聞かないとミキシングはダメですね。って当たり前か。

あと、メンバーから「手伝おうか?」って言って貰い、お言葉に甘えて配線の補助などをしていただきましたが
やはり複雑な作業なうえ、仕事の流れは自分の頭の中にしか入っていないので頼むにも頼みづらく
結局やってもらったのはケーブルの結線とマイクスタンドの設置だけでした。

まぁそれ分やって貰えただけでも有り難いんですが、欲を言うと配信用スタッフを一人雇用したいですね。
ってか俺が配信スタッフをしたいです(汗)

次回配信予定のRoofTopsライブは私の入り時間も遅いし、機材も山のようにあります。
準備が間に合うか非常に不安でもありますが、やれるところまでやってみたいと思います。

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